美味しいみかん栽培には良質な土壌が必要不可欠です。
良質な土壌というのは、微生物が住みやすく活発に活動している土壌。
朽木、落ち葉などを微生物が分解してくれるのでみかんが栄養を吸収しやすく、美味しいみかんに育ってくれます。
しかし、栄養豊富な土壌では雑草なども育ちやすくなってしまいます。何度も園内を歩き、雑草を丁寧に刈っていくことでみかんに栄養がたっぷりと行き渡るようにしています。
こうして木々の一本一本に愛情をもって育てることでみかんは私たちの気持ちにこたえるように美味しくなってくれます。甘味と酸味のバランスが良く、甘すぎずしつこくない後味のみかんは何個でも食べたいと思える事でしょう。
全国的に有名な有田みかんと並ぶほど、古くから栽培されてきた歴史を持っており、全国的にも珍しい本格貯蔵の「蔵出しみかん」の産地として有名です。
年内は有田みかんを出荷しています。過去最高糖度は19度と、とても甘いみかんが出来上がります。このような甘いみかんは水はけが良く、日当たりの良い場所で栽培しているからこそ育つのです。
蔵出しみかんは、貯蔵することで甘みと酸味のバランスが良くなり、より美味しくなります。
蔵出しみかんは木造・土壁で土蔵のような造りの貯蔵庫で貯蔵します。貯蔵庫の中は土間で、厚さは約20センチほどあります。この環境が室内の温度、湿度を一定に保つことを可能にします。
貯蔵している間に酸味が抜けて甘みが増し、食べやすいまろやかな味になります。
箱にもこだわっており、みかんも特製の木箱に入れています。
貯蔵庫内の空気・みかんを入れる木箱の入れ替えを行い、毎日徹底した品質チェックを行って育てています。
みかんの生産者が減ってきていますが、栽培範囲を減らさず、愛情を持って育てています。
みかんに限らず農作物というのは、愛情をもって育てれば育てた分だけ美味しい実を生らせてくれます。美味しいみかんを作るために愛情をもって育てています。努力は農家によって様々。
当園でも美味しいみかんを育てるために、上記のような工夫をしています。
みかん栽培では、気候や天候などの影響を受けます。
せっかく愛情を持って育てても台風によって全てのみかんが落ちてしまってダメになることも…。
愛情いっぱいに受けて育った当園のみかんは絶品です。
是非一度お召し上がりください。
「みかんの生産数・出荷数を増やしたい」「害虫などの被害を受けないようにしたい」と誰もが思う事でしょう。そして、そのために農薬・肥料を大量に使ってしまいます。
しかし、そうすれば大量に届けることができるかもしれませんが、健康面で不安になります。
当農園では、農薬・肥料の使用を抑えることで、お客様に安心で安全なみかんをお届けします。
また、農業従事者として最低限の規範を守ります。
みかんの生産に関して愛情をもって意欲的に行うことはみかんの生産者として当然のことです。
美味しいみかんを生産できれば一人前かと言われればそれは違います。
一緒に働いているスタッフ
みかん栽培を行っている他の生産者の方
同じ地域で生活をしている方々…等
誰にでも目配り・気配り・心配りをすることができる魅力的なスタッフになるよう育成にも気をつけています。
また、お客様に元気で礼儀の良い挨拶を行うなど、一般常識の面でもしっかりとした指導を行います。